投稿

「ソートフォーム(ソート・フォーム)」は?ダウジングについて

ダウザーの カメロン氏(Raymond C. Cameron など複数の“カメロン”と呼ばれる実践者がいます) が解説している、ダウジングの精度に深く関わる“思念の形・情報場”の概念です。 一般的な科学用語ではなく、エネルギー論・サイキック論に分類される概念です。 以下に、カメロン系のダウジング理論で扱われる「ソートフォーム」を整理して説明します。 ■ ソートフォーム(Thought Form)とは何か ダウジングでは、ペンデュラムやロッドが動く理由を “外界のエネルギー”だけではなく“操作者の思考や意図”も重要な要素として扱います。 ● カメロン氏の定義に近いポイント 人の思考や意図は、形あるエネルギー(情報場)として存在する これを「ソートフォーム(思念形態)」と呼ぶ。 明確なイメージ・意図・問いを持つほどソートフォームは強く、安定する。 ダウジングは、このソートフォームが情報の“受信装置”として働くことで精度が上がる 願望や恐れ、曖昧な意図は“濁ったソートフォーム”を生み、 ペンデュラムの動きにノイズとして反映される。 正しい質問・明確な検索対象を作ることは、“ソートフォームの構築”に相当する 「何を探すのか」「どの範囲を調べるのか」を意識で形作ることが重要。 これを「検索フォームの設定」と呼ぶこともある。 ■ ダウジングにおけるソートフォームの重要性 ① 意識のフォーカス ソートフォームが明確だと、 ダウザーの無意識が対象情報(物質・水脈・回答など)に正確に“同調”しやすくなる。 ② 結果の一貫性 質問文や目的がブレるとソートフォームが変質し、 ロッドの動きがバラつくと言われる。 逆に、強いソートフォームは“何度やっても同じ反応”を得やすい。 ③ ノイズの除去 恐れ・期待・希望などの感情はソートフォームを濁らせ、 無意識に手を動かしてしまう “ideomotor effect” を助長してしまうため、 カメロン氏は「感情を消す=ソートフォームを澄ませる」重要性を説く。 ■ ソートフォームを整える方法(カメロン理論) 一般に次のような手順が紹介されています。 ● 1. 質問(意図)を一文で“固定化”する 例: 「この地図の中で、飲料水として安全な地下水の場所はどこ...

「向星到水」とは向星(水星)が、家の“向”に正しく位置している格局のことです。

イメージ
  玄空飛星派風水における「向星到水」とは 「向星到水」とは、 向星(水星)が、家の“向”に正しく位置している 格局のことです。 すなわち、 向facing(建物の正面、玄関側・道路・水辺のある側)に 向星 が臨み、 その方位に水(川・池・道路・開放的空間)が存在している状態。 これは、「財が流れ入り、人が栄える」という、非常に旺盛な財運格局になります。 🌟 向星と水の関係 星の種類 主な象意 良い環境 山星 人・健康・家族・安定 静・山・背後 向星 財・名誉・商売・社会的繁栄 動・水・前方 つまり、 向星は「動」「流れ」「開放」によって活性化する星 であり、 「水方(道路・川・広場など)」に臨むことで、 外界との交流・金銭の循環・ビジネス運 を高める働きをします。 この「星が位を得た」状態こそが、 「向星到水」です。 💰 向星到水の象意(意味) 分野 吉意の現れ方 財運 商売繁盛・事業拡大・投資運好調・顧客増加 名誉 評価や信用が高まり、外部から認められる 社交運 人脈拡大・良い情報・契約や取引の成功 家運 家に活気があり、家族が積極的に活動する 特に、 向方に清らかな水の流れがある家 は、 「財が流れ入り、滞らない」として非常に縁起が良いとされます。 ⚖️ 山星到山との対比 格局名 主な効果 象意 山星到山 人の安泰・健康 「内」が安定し、家庭円満 向星到水 財運・社会繁栄 「外」が活発で、事業繁栄 つまり、 山星到山が“人の幸せ”なら、向星到水は“財の幸せ” 。 この2つが同時に成立すると「双星到向・到山」と呼ばれ、 最上級の吉宅とされます。 🔮 第九運(2024〜2043年)との関係 第九運は九紫火星(五行が「火」)が支配する20年間。 「情報・光・女性・美・発信力」の象意を持ち、 外向的な活動が運を開く時代です。 このため、第九運において「向星到水」は非常に相性が良く、 以下のような効果を発揮します。 🔹 1. 火の気が“水方の動”を活性化する 九紫火星の時代は“外に出る力”が強まるため、 向方に道路・川・開放空間など「動き」のあ...

玄空飛星派風水における「向星上山」とは

イメージ
 飛星図の特大は下方にあります。 参考図書 玄空飛星派風水大全  山道 帰一 著 「太玄社 出版」 第六章 玄空飛星派の風水改善方法 第一節p350,351に向星上山など格局があります。 検索エンジンはホームページからの寄せ集めのAI情報なので間違いがあります。 顔がみえるところで学びましょう。 著者による風水講座の案内は、Blogにて随時日程が公開されています。オンラインでの講座もありますので、受講をお勧めします。 アドレス  http://blog.yamamichi.org/ 🌏 玄空飛星派風水における「向星上山」とは 「向星上山」とは、玄空飛星派における格局のひとつで、 山星と向星(水星)の配置関係が逆転した状態 を指します。 具体的には、本来「山」にあるべき山星が前方の「向」に入り、 「向」にあるべき向星が後方の「山」に入っている形です。 🧭 山星と向星の基本 山星 :人・健康・家族の安泰を司る星  → 家の 背後(山側) や 寝室・居住空間 の静かな方位で旺じると吉。 向星 :財運・事業・外的繁栄を司る星  → 家の 前方(向側) や 玄関・道路・水辺 のような動的な方位で旺じると吉。 ⚖️ 「向星上山」の成立 「向星上山」は、 向星の座り位置が間違っている格局です。 向星(財星)が「山方(背面・静地)」に入る。 このため、“星が場を得ていない”状態になります。 🚫 主な象意(影響) 向星上山の家は、一般に「人財両失」とされます。 項目 影響内容 💰 財運 財が漏れる。投資や事業が実りにくく、働いても貯まらない。 🏠 人運 健康不安・家族の不和・孤独運。家に人が集まらず空虚になりやすい。 🌀 社会運 一時的な繁栄はあっても長続きせず、信用や人脈が離れていく傾向。 特に、山方が開放的(道路や窓)で、向方が閉鎖的(高い壁や山)な家では、 この格局の凶意が強く現れます。 💡 対策(化殺法) 山方を静める  向星が入った山方(背後)は「動くほど凶」となります。  → 高い塀や背後の山で静けさを保ち、照明や出入り口を控える。 向方に水を配す  山星が入った向方(前方)は、水(池・道路・川)の動きを加えると、  失...

2024年からの第9運における山星下水の影響

イメージ
  2026年丙午は特にレメディが必要だ。   第9運(2024〜2043年)の基本性質 要素 内容 当令星 九紫火星(9) 五行 火 象意 光・情報・女性・名誉・眼・心臓・電気・熱・美・精神性 支配年齢層 /中年女性(40〜50代) 時代傾向 情報・メディア・感情・意識の時代(内面の火が広がる) この時期は「火の気」が強く、 熱・情報・光・人の感情 が活発に動く時代です。 🏔 山星下水の意味(前の記事の復習) 山星:人・健康・家庭・静を主る星 水星:財・流通・動を主る星 「山星下水」とは、 本来“静”を好む山星が“動”の場所に出て、 人の気(山気)が流れ出る 状態を言います。 ⚠️ 第9運での山星下水の影響 第9運では「火」の気が主導します。 このため、山星下水の影響は以下のように 感情面・精神面 に強く現れます。 🔻 主な凶象(人・健康) 分野 具体的な影響例 健康 心臓・血圧・目・神経系の不調。火気過多での炎症。特に山星が“火の星”の位置にある場合、過熱しやすい。 精神 情緒不安・孤独感・焦燥感・家庭内の冷え込み。特に女性が家を離れたくなる傾向。 家族運 同居人との関係断絶。若者や女性が家を嫌う・出ていく。 社会的影響 家内不安により対人関係や仕事集中力が欠ける。 💬 第9運では「光と熱の時代」であり、 家の中の“静”を守ることが運気安定の鍵です。 山星が下水している家は、 静けさ・陰の気が欠けて過熱状態 になりやすいのです。 🌈 改善・風水対策 ① 山星のある方位に「静環境」を作る その方位に 壁・高木・塀・タンスなど固定物 を配置。 反対に、 池・水槽・玄関・道路 など「動」は避ける。 ② 山星方位の 光と音を抑える 九運は火の時代のため、過度な照明・電気機器・TVを控える。 カーテンや障子で柔らかく遮光。 ③ 背後に“山”をつくる意識 椅子・ベッド・机の背に壁を配置する。 背後に空間(通路・窓)がある場合は屏風や家具で補う。 ④ 家族の中心に「休息の気」を 香や灯りを静かに焚く(強光ではなく淡い光)。 火の気が...

「山星到山」とは? 風水第九運

イメージ
  🏔 玄空飛星派風水「山星到山」とは 「山星到山」とは、 山星が坐(背後・静地)に正しく入っている 、 つまり「星がその本位を得ている」理想的な格局を指します。 玄空飛星派では、 山星 =人・健康・家族の安定 向星 =財・仕事・外の繁栄 とし、 それぞれが 正しい場所に配置されること を最上吉とします。 そのため、 「山星到山」は「人が安泰し、家族が和合する吉宅」 と称される格局です。 🌠 山星到山の象意(意味) 項目 内容 健康 住人が心身ともに安定し、長寿の象。 家庭運 家族の結束・信頼が強く、家庭不和が少ない。 住人の気運 精神的充実・落ち着いた生活・内面の幸福を得やすい。 社会的評価 家族の信頼感が外にも伝わり、名誉や信用を得やすい。 🔮 第九運(2024〜2043年)との関係 第九運は「九紫火星」が主宰し、 五行では 火 に属します。 時代の象意は「光・情報・女性・美・精神性の発展」。 この運期において「山星到山」は、 次のような特徴と作用を持ちます。 🔹 1. 南方(九紫)のエネルギーが後押しする 第九運では南方が旺地となり、 もし 南方に山星があり、かつ背後が静かな構造 なら、 「山星到山」の吉意が最大化します。 → 家の背後に 高台・塀・林・建物 などがあり、  落ち着いた空気があると、  家族が内面的に充実し、精神性・芸術性・人間関係が円熟します。 🔹 2. 「火」と「山星」の調和 山星は「止」の性質、 九紫火星は「動」「明るさ」の性質です。 火が強すぎると落ち着きを失いますが、 静かな山方で山星が到山 していれば、 火の活動性を適度に抑え、 「温かく安定した幸福感」をもたらします。 → 精神面での安定、家庭内の情の深まりが見られます。 🔹 3. 女性運・母性運の上昇 九紫火星は「中年女性」「情愛」「華やかさ」を象徴します。 この運では、山星到山の家に住む女性ほど、 家庭内の中心的役割を果たし、 人を導く立場に立ちやすい傾向があります。 🏡 風水上でのポイント 第九運で「山星到山」を活かすには、 以下の条件を整えることが理想的です。 坐(背後)を静かに保つ  窓を...

玄空飛星派風水の風水改善法

イメージ
  山星水星による室内での活用方法 玄空飛星派風水における「山星」「水星」そしてその組み合わせの一つ「 山星下水 」について、専門的かつ実践的に解説します。 🌌 玄空飛星派における「山星」と「水星」 玄空飛星風水では、各方位に配置される飛星を分析して吉凶を判断します。 とくに重要なのが、山星 と 水星です。 星の種類 性質・象意 好む環境 山星 人に関わる運(健康・家族・人間関係・子孫運) 静・高・固い環境(山・丘・建物・壁など) 水星 財運・名声・流通運・外部活動 動・低・流れる環境(水・道路・川・空間など) ⚖️ 「山星下水」とは 「山星下水」とは、 本来“静”を好む山星が、“動”の場所(水の方・開けた方)にある状態 を指します。 つまり── 山星がその位置で 水に臨む・開口する・外に向かって流れ出す ような状況にある時です。 🔍 例: 山星が玄関やベランダ(=開口部・動の場所)にある 山星のある方位が池・川・道路などに向かって開いている 山星が外向きで山気を収められない配置 ⚠ 吉凶判断:「山星下水」は凶象 山星は「静」を好むため、水(動)に出ると気が漏れ、 次のような不調が起こりやすいとされます。 影響分野 凶の現れ方 健康運 慢性的な体調不良、腰・背中・関節・呼吸器系の問題 家庭運 不和・孤立・夫婦関係の冷え込み 住人運 在宅者が不安定、落ち着かない、家に人が寄りつかない 特に第8運(2004〜2023年)では山星8が当令星であり、 「山星下水」になると健康問題・人間関係のトラブルを招きやすい時期でした。 🏡 改善策(化殺法) 山星のある方位に動水を避ける  → 池・噴水・道路・玄関などを避け、静かに保つ。 山気を受ける構造を作る  → 背後に塀・樹木・高い壁を設ける。 光と音を抑える  → 山星方位の窓は厚手のカーテン、静音環境を整える。 もし避けられない場合  → 「山星を向けない」ようにレイアウトを工夫する(背に山を作る意識)。 ✅ 対になる吉象:「水星到山」「山星到山」 参考までに、良い組み合わせを挙げておきます。 配置 意味 効果 山星到山 山星が背後(静・高)にある...

河図(かと)と洛書(らくしょ)の違いと、風水における応用について、

イメージ
  【初級講座修了者向け】 🌊 河図と洛書の違い 1. 河図 伝説:黄河から龍馬が現れ、その背に浮かんだ模様を聖人が読み取った。 内容: 数は 1~10 。陰陽ペア(1と6、2と7…)で五行を示す。 性質:宇宙の 根本原理・生成の理 を表す。 木火土金水がいかに生まれ、陰陽がどう調和するか。 形:十字型に配置。 👉 つまり「宇宙の基本設計図」。 2. 洛書 伝説:洛水から神亀(しんき)が現れ、その甲羅に描かれた模様を聖人が読み取った。 内容: 数は 1~9 。縦・横・斜めの合計がすべて15になる「魔方陣」。 性質:河図の理を現実世界に展開した 運行の法則 。 四季の循環、時間、方位の吉凶に関わる。 形:九宮の盤(3×3のマス目)。 👉 つまり「宇宙の法則を時間・空間に落とし込んだ運行表」。 🌐 風水での応用 河図の応用 五行配当の基盤になる。 方位に「何の気(五行)」が宿るかを決める。 例:東は木、西は金、南は火、北は水、中央は土。 洛書の応用 実際の風水盤(羅盤)の九宮配置の基礎。 飛星派風水(九星飛星)では、洛書の「九宮」から星が飛んで巡る。 時間(年・月・日・時)ごとの吉凶を判断できる。 ✅ まとめ 河図=宇宙の根本数理(静的) 洛書=その数理が時空に展開されたもの(動的) 例えるなら: 河図=ピアノの鍵盤(基本の仕組み) 洛書=演奏された音楽(時間と共に動く) 風水講座修了後の自己鑑定のサポートを希望は電話0222200489佐東 どこの講座でも玄空飛星派なら対応します。