玄空飛星派風水における「向星上山」とは

 飛星図の特大は下方にあります。

参考図書

玄空飛星派風水大全  山道 帰一 著 「太玄社 出版」

第六章 玄空飛星派の風水改善方法 第一節p350,351に向星上山など格局があります。

検索エンジンはホームページからの寄せ集めのAI情報なので間違いがあります。顔がみえるところで学びましょう。

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🌏 玄空飛星派風水における「向星上山」とは

「向星上山」とは、玄空飛星派における格局のひとつで、
山星と向星(水星)の配置関係が逆転した状態を指します。
具体的には、本来「山」にあるべき山星が前方の「向」に入り、
「向」にあるべき向星が後方の「山」に入っている形です。


🧭 山星と向星の基本

  • 山星:人・健康・家族の安泰を司る星
     → 家の背後(山側)寝室・居住空間の静かな方位で旺じると吉。

  • 向星:財運・事業・外的繁栄を司る星
     → 家の前方(向側)玄関・道路・水辺のような動的な方位で旺じると吉。


⚖️ 「向星上山」の成立

「向星上山」は、
向星の座り位置が間違っている格局です。

  • 向星(財星)が「山方(背面・静地)」に入る。

このため、“星が場を得ていない”状態になります。


🚫 主な象意(影響)

向星上山の家は、一般に「人財両失」とされます。

項目 影響内容
💰 財運 財が漏れる。投資や事業が実りにくく、働いても貯まらない。
🏠 人運 健康不安・家族の不和・孤独運。家に人が集まらず空虚になりやすい。
🌀 社会運 一時的な繁栄はあっても長続きせず、信用や人脈が離れていく傾向。

特に、山方が開放的(道路や窓)で、向方が閉鎖的(高い壁や山)な家では、
この格局の凶意が強く現れます。


💡 対策(化殺法)

  1. 山方を静める
     向星が入った山方(背後)は「動くほど凶」となります。
     → 高い塀や背後の山で静けさを保ち、照明や出入り口を控える。

  2. 向方に水を配す
     山星が入った向方(前方)は、水(池・道路・川)の動きを加えると、
     失われた財運を部分的に救えます。

  3. 居住空間の配置調整
     寝室は静かな坐山に内家巒頭を考えて風水処理をする。陽宅三要の併用はオススメ
     リビングや玄関は向方(活動的な方)に設けるとよい。


🌠 第9運(2024〜2043年)との関係

第9運は九紫火星が主宰する「火の時代」です。
この運期では、南方(火)が旺地となるため、
もし南方に「向星上山」の形が出ていると、
火気の強さが凶意を増幅し、感情不安・人間関係の不調などが生じやすいとされます。

反対に、適切な修正を行えば、
「火」の明るさが「星の逆位」を照らし、
潜在的な凶運を軽減できるケースもあります。


🧩 補足:「山星下水」との違い

「向星上山」は、向星令星が寝室などにあるような場合である。※現在は水星9,1,2
「山星下水」は、山星が、向にある、玄関。リビングにあり衰える格局です。
どちらも「人運・健康面」に問題を起こしやすいが、
向星上山はより構造的な誤配列であり、家の設計段階からの見直しが必要な場合もあります。


✳️ まとめ

項目  内容
 名称   向星上山
成立条件 向星が寝室、坐にある
凶意 財失・人離・健康運低下
改善策 山を静め水を動かす・配置修正
注意期 第9運では火地(南方)に注意


坐山にある水星9を屋外に池を設けて移動させる。ただやればいいというものではない。鑑定依頼で佐東陽達の指導下でないと必ず失敗します。ただの失敗ですまいない禍が必定です。

鑑定依頼

電話0222200489

サトウ タカミチ






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