風水第九運における六白金星(凶星)対策

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第九運(2024〜2043年)における六白金星の作用と対策


一、総論:第九運における六白金星の位置づけ


第九運は「九紫離卦」に属し、火の気が主流となる20年周期です。  

この期間、六白金星(金の陽)は火に剋される立場となり、かつ時運の恩恵を受けにくい衰退の星(凶星化)とみなされます。  


六白は本来「権威・上司・父・名誉・信用・天・円満」などを象徴しますが、第九運ではその輝きが火によって溶かされ、  

・誤ったプライド  

・権力の失墜  

・名誉問題  

・体調では呼吸器・頭部の不調  

などの象意が顕れやすくなります。  


 二、方位別の実例:南方に山星6・水星6を持つ宅


【前提】

南方(離宮)は九紫火星の本座。  

ここに山星6・水星6(六白金星)がある場合、  

「火剋金」の象が強く、名誉・健康・人間関係の摩擦が生じやすい構造となります。  


【主な凶象】

- 父親・経営者・リーダー層の疲弊  

- 社内での評価・信用問題  

- 火気(照明・電子機器・暖房)による金気の衰退  

- 頭痛・高血圧・不眠傾向  


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三、風水対策:金を漏らして和を得る「水の転化法」


第九運では「火剋金」を無理に抑えず、金の気を柔らかく“漏らす”水の活用**が最善です。  

剋を以て制すのではなく、気の循環を意識した緩衝策とします。  


🩵主な対策法:


1. 水の気を導入する

   - 南方に小型の透明水晶玉やガラス器に清水を置く(1週間に一度交換)。  

   - 実際の水槽や噴水は南では過多となるため、象徴的な水で十分。  


2.  青・黒・グレー系の色彩を部分的に

   - カーテンや花瓶、ガラスオブジェに淡い水色を取り入れる。  

   - 南の「火」と調和するために、黒ではなく藍色系を推奨。


3. 金属音を柔らげる

   - 六白金星は金属音(ベル・鈴)と共鳴するが、第九運では強すぎるため、  

     柔らかな素材(陶磁器・ガラス)を代用。  



4. 火気の抑制

   - 強照明・赤色インテリアを避け、間接照明+暖白灯程度に。  


四、応期:六白金星を活かすチャンス月


金の気を蘇らせるには、金生水 → 水潤火の順でバランスを整える時期を選びます。  


- 🌕一白水星(月運)が巡る月(例:2026年4月)は、水気が補いとなり金の疲弊が解消。  

  この期間に:  

  - 水を象徴する装飾(ガラス花器、鏡、アクアリウムの掃除など)を更新。  

  - 名誉・契約ごとを進める。  

  - 目上との和解・信用回復を図ると吉。  


 五、結語


六白金星の凶化は、「剋」によってではなく「漏」によって緩和するのが玄空風水の妙。  

火→土→金→水→木→火という循環の中で、金が水を生じて自己を保つ時、  

剋を避け、疲弊を和らげることができます。  


南方の六白は「誇りを溶かし、柔らかく流す」ことで福を呼ぶ。  

すなわち、水をもって金を救い、金をもって徳を積むのが第九運の心得です。


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📜総評(鑑定コメント)

> 本宅の南方における山星・水星の六白金星は、時運において衰化の相。  

> 火剋金の構造を無理に制御せず、水を以て気を循環させることが吉。  

> 2026年4月のような一白巡月には、信用・名誉の再構築に良機到来。  

> 平常は明るさを控え、静かな水意匠を添えて、金の気を安らげるべし。


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